trusted servant burnout
NAの「A Guide to Local Services IN NARCOTICS ANONYMOUS(ナルコティクス・アノニマスにおけるローカルサービスのガイド)」という興味深い資料を見つけた。
最近、グループの今後のことを考える中で、「燃え尽き症候群(バーンアウト)」という単語がなぜか頭から離れないので、色々と調べていたらたまたま見つかった。
特に重要な箇所を引用する。
直接的なサービスは、回復のメッセージを運び、一体感を促進するうえで効果的であるために、大規模で、複雑で、高額な事業である必要はありません。新しいエリア委員会は、シンプルなプロジェクトから始めるのがよいでしょう。
新しいエリア委員会が、最初の形成段階と運営開始後の数年間に心に留めておきたいことが、もういくつかあります。
第一に、仕事量を分かち合い、エリア委員会の仕事の大部分が特定の一人に偏らないようにする必要があります。エリア内のすべてのNAメンバーがエリア委員会での奉仕に関心を持つわけではありません。実際、多くのメンバーは、自分の所属グループへの基本的な責任を果たすことに満足し、エリアサービス委員会の仕事は他の人に任せるでしょう。
しかし、エリア委員会に関わる人たちは、委員会の仕事が自分たちの間で公平に分担されるように配慮すべきです。主に一人のメンバーに支えられている委員会は、その一人が「信頼された奉仕者の燃え尽き症候群(trusted servant burnout)」に苦しみ始めたり、何らかの理由で関われなくなったりした場合に、崩壊しやすくなります。もしエリア委員会に関わるメンバーが少数しかいないのであれば、自分たちの能力を超えて手を広げるのではなく、仕事量を軽く保つことを考えるべきです。
第二に、新しいエリア委員会にとって大切なのは、定期的に集まるという約束をすることです。可能であれば月に一度が望ましいでしょう。多くの新しい委員会は、主にメンバーグループを支える方法を整えることや、NAの伝統とサービスの概念を学ぶことに取り組むことになります。これらの議題は、エリア委員会が土台を築いていくうえで、定期的で集中した注意を必要とします。最初から定期的に集まるという約束をすることは、その必要性を常に前面に置いておく助けになります。
最後に、新しいエリア委員会は、地域サービス委員会、近隣のエリア委員会、場合によっては近隣国のグループやサービス委員会との継続的なつながりから、大きな恩恵を受けるでしょう。
個々のアディクトが一人だけでうまくやっていくことがほとんどないのと同じように、エリア委員会も、先に歩んできた人たちの経験、力、希望を分かち合ってもらうことで、大きな助けを得ることができます。私たちの誰も、一人でやる必要はありません。もう、そうする必要はないのです。(p.68 筆者による参考訳)
こうして読んでみると、会場係や司会、会計、ブログ、連絡係、Zoom管理、グループ運営などを少人数で抱えたり、コミュニティが一人のメンバーに依存してしまうと、その人が「trusted servant burnout(信頼された奉仕者の燃え尽き症候群)」に陥りやすいことがわかる。
確かに、「参加者が少ない、引き継ぐ相手がいない」という実際的な問題は、少子高齢化が進む日本では依然として大きく横たわっているが、それでも「この人に引き継ぐのは気が進まないなぁ」と思っていても、役割をローテーションさせることは、神から与えられた奉仕を分かち合うために大切な原則なのだろう。
どれだけ有能なメンバーでも、1人が同じ役割を担い続けると、その人もグループも神の恵みを存分に受け取れなくなり、弱体化していってしまうのかもしれない。
そして、僕のホームグループは現在「僕がいないと回らないグループ」だ。
これは一見すごいように見えるかもしれないが、とても危険な状態でもある。
自分の意思と力で、「仲間の世話焼き」に夢中になっていては、僕の火炎放射もいずれ弾切れになるのかもしれない。
てか、七夕じゃん。